民宿産業が地域の「避暑経済」を活性化　中国・陝西省太白県

　【新華社宝鶏８月２１日】中国陝西省宝鶏市太白県は秦嶺山脈の奥地に位置し、森林率は９３・４％を超え、夏季でも平均気温が１９度と涼しい。同県ではここ数年、「避暑経済」に着目し、民宿産業の活性化を図るとともに、「クール」なリソースを「ホット」な産業に転換する取り組みを進めており、避暑や納涼を目的に訪れる観光客がますます増えている。

　県内の民宿産業が受け入れた観光客数は、２０２４年に１２万人を超え、観光総収入は６３００万元（１元＝約２１円）に上り、世帯毎の年収は５万元以上増加した。（記者／都紅剛）