16日、タンザニア-ブルンジ国際標準軌鉄道プロジェクトの定礎式で握手するブルンジのヌダイシミイエ大統領(中央左)とタンザニアのマジャリワ首相(同右)。(ムソンガティ=新華社配信)
【新華社キガリ8月19日】中国インフラ建設大手、中国中鉄傘下のコンソーシアム(共同企業体)が東アフリカで建設を請け負うタンザニア-ブルンジ国際標準軌鉄道プロジェクトの定礎式が16日、ブルンジ中部の鉱業の町ムソンガティで行われ、ブルンジのヌダイシミイエ大統領、タンザニアのマジャリワ首相が出席し、定礎した。
鉄道はタンザニア北東部とブルンジ南部を結び、総延長は約240キロ。タンザニア中央鉄道のウビンザ駅を起点に同国キゴマ州とブルンジのルタナ郡を経由し、ムソンガティ鉱区に至る。
16日、ブルンジ・ムソンガティで、タンザニア-ブルンジ国際標準軌鉄道プロジェクトで定礎するブルンジのヌダイシミイエ大統領(中央右)とタンザニアのマジャリワ首相(同左)。(ムソンガティ=新華社配信)
開通は2030年頃を予定しており、開通後は地域内の輸送コストが大幅に削減し、タンザニ・ブルンジ間や地域の貿易の活力を高める。鉱産資源の開発や農業貿易、国際投資、観光業の発展も包括的にけん引する。(記者/吉莉)
16日、ブルンジ・ムソンガティで行われたタンザニア-ブルンジ国際標準軌鉄道プロジェクトの定礎式。(ムソンガティ=新華社配信)