モンゴル・ウランバートルで見つけた中国の要素

モンゴル・ウランバートルで見つけた中国の要素

新華社 | 2025-08-18 19:07:30

モンゴル・ウランバートルで運行する宇通客車製のバス。(6月24日撮影、ウランバートル=新華社記者/勿日汗)

 【新華社ウランバートル8月18日】モンゴルと中国は山や川でつながった隣国として友好関係にある。真夏のモンゴルの首都ウランバートルを歩くと、街のあちらこちらで中国の要素を目にする。

 市内ではここ数年、中国料理店の進出が目立ち、火鍋や四川料理、北京ダック、B級グルメの「麻辣燙(マーラータン)」などが、モンゴルの若者たちの「新たなお気に入り」となりつつある。地元の人々の味覚に合わせ、多くの店ではメニューを現地向けにアレンジしている。

 通りを歩けば、中国バス製造大手、宇通客車のバスをよく見かける。2024年から同社のバス600台がウランバートルで運行を開始し、今ではこの街の公共交通の主力となっている。

 バスだけではない。中国製の新エネルギー車も次々と進出している。空港に通じる道路沿いには、比亜迪(BYD)や長安汽車、スポーツタイプ多目的車(SUV)「哈弗(Haval)」といった中国車ブランドの販売センターが軒を連ねる。モンゴル中華総商会の馮俊(ふう・しゅん)副会長は「中国車はモンゴルで中国のイメージを表す最良の『窓口』になっている」と述べた。

ウランバートル中国文化センターで「中国の物語 中庸の道の知恵」をテーマに講演するモンゴル国立大学のチメドツェイェ教授。(6月24日撮影、ウランバートル=新華社記者/勿日汗)

 書店では、中国の作家、莫言(ばくげん)さんの小説がモンゴル語(キリル文字表記)に翻訳され、目立つ場所に並べられていた。モンゴル国立大学のチメドツェイェ教授は記者に、モンゴルでは中国文学に関心を持つ読者が多く、皆、現代中国作家の優れた作品をもっと読みたがっていると語った。

 在モンゴル中国大使館の参事官でウランバートル中国文化センター主任の李峙(り・じ)氏は、センター設立から15年間で800回以上の文化イベントを開催してきたと紹介。モンゴルの人々に中国の発展の成果や多彩な文化を総合的かつ多角的に伝え、両国民の相互理解と友情の増進に重要な役割を果たしていると述べた。(記者/哈麗娜、勿日汗)

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