中国・西安発の中欧班列、累計3万本に アゼルバイジャンへ出発

中国・西安発の中欧班列、累計3万本に アゼルバイジャンへ出発

新華社 | 2025-08-16 13:57:45

13日、アゼルバイジャンのバクーに向けて西安国際港駅を出発する中欧班列「X9043次」。(ドローンから、西安=新華社記者/李一博)

 【新華社西安8月16日】中国陝西省西安の西安国際港駅から13日午前9時50分、太陽光パネル55コンテナを積んだ国際貨物列車「X9043次」がアゼルバイジャンのバクーに向けて出発した。2013年に運行を開始した西安発の「中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)」の通算運行本数は3万本に達した。

13日、アゼルバイジャンのバクーに向けて西安国際港駅を出発する中欧班列「X9043次」。(西安=新華社配信)

 運営する中国鉄路西安局集団によると、近年は中欧班列西安集結センターの建設を進め、輸送網の拡充や輸送計画の改善、全行程をダイヤ通りに運行する列車の増便、カスピ海横断国際輸送ルート(TITR)の恒常運行などに注力してきた。西安発の中欧班列は運行規模や輸送力、運行の質が向上し、多元的で立体的な国際物流ネットワークの構築や、「一帯一路」の質の高い共同建設を後押ししている。

 西安発の国際輸送幹線18本は現在、ユーラシア大陸全域をカバー。中国の他都市から西安を経由し欧州方面に向かう路線も26本に拡大し、ユーラシアの主要な貨物供給地を網羅している。世界有数の繁忙な国際貨物輸送ルートの一つになっているという。

13日、西安国際港駅で出発を待つ中欧班列「X9043次」。(西安=新華社記者/李一博)

13日、西安国際港駅で出発を待つ中欧班列「X9043次」。(ドローンから、西安=新華社記者/李一博)

13日、西安国際港駅で出発を待つ中欧班列「X9043次」。(西安=新華社記者/李一博)

13日、アゼルバイジャンのバクーに向けて西安国際港駅を出発する中欧班列「X9043次」。(西安=新華社配信)

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