ウルワティ水利ハブプロジェクトを訪ねて　中国・新疆ホータン地区

６日、空から見たウルワティ水利ハブ。（ドローンから、ホータン＝新華社記者／周佳誼）

　【新華社ウルムチ８月１３日】中国新疆ウイグル自治区和田（ホータン）地区を流れる喀拉喀什（カラカシュ）川の中流域に位置する烏魯瓦提（ウルワティ）水利ハブは、総合的な機能と効果を備えた大型水利ハブプロジェクトとして、かんがいや洪水防止、発電、生態系改善などさまざまな役割を担っている。

　プロジェクトは今年１月までに、累計６４８億立方メートルの水を下流に供給し、総発電量は６１億４千万キロワット時に達した。約２４０万ムー（約１６万ヘクタール）に及ぶカラカシュ川下流のかんがい地区において、春の干ばつと冬の渇水といった季節的な水不足を効果的に改善し、地域住民の生命と財産の安全確保に貢献した。ホータン川とタリム川の下流域に広がるグリーン回廊では、脆弱（ぜいじゃく）な生態環境の維持と改善に重要な役割を果たした。

６日、ウルワティ水利ハブで記念撮影する観光客。（ホータン＝新華社記者／周佳誼）

６日、新疆ウイグル自治区和田（ホータン）地区ホータン県朗如郷のウルワティダム。（ドローンから、ホータン＝新華社記者／周佳誼）

６日、新疆ウイグル自治区和田（ホータン）地区ホータン県朗如郷のウルワティダム。（ドローンから、ホータン＝新華社記者／周佳誼）