6日、放水が行われた大西海子ダム。(ドローンから、尉犁=新華社配信)
【新華社ウルムチ8月12日】中国新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州尉犁(ロプノール)県の大西海子ダムでこのほど、タリム川下流に向けた生態管理のための第26回(第2段階)送水が始まった。
大西海子ダムは、タリム川の最も下流に位置するダムで、同自治区で唯一の生態管理のための送水専用ダムでもある。ダム職員によると、今年は上流からの水の流れが昨年より10日早く到達し、貯水量は現在、4千万立方メートルに上り、送水が可能な状態となっている。送水は、洪水期にダムにかかる負荷を軽減する一方、生態管理の水を下流域のより広範なオアシスにも供給する機能を果たしている。
6日、尉犁県のコトカケヤナギ林。(ドローンから、尉犁=新華社配信/汪志鵬)
6日、放水が行われた大西海子ダム。(ドローンから、尉犁=新華社配信)
6日、放水量をモニタリングするタリム川流域管理局下流管理処大西海子ダム管理ステーションの職員。(尉犁=新華社配信/汪志鵬)
6日、川辺で巡視活動を行う新疆生産建設兵団第2師鉄門関市34団蒲昌鎮の森林保護員。(尉犁=新華社配信/汪志鵬)
6日、ホイスト(巻き揚げ機)のブレーキを検査するタリム川流域管理局下流管理処大西海子ダム管理ステーションの職員。(尉犁=新華社配信/汪志鵬)