乾燥地帯の小さな町、SF文化観光で活気取り戻す 中国青海省

乾燥地帯の小さな町、SF文化観光で活気取り戻す 中国青海省

新華社 | 2025-08-09 18:10:45

 7月29日、冷湖鎮の「冷湖実験室」。(茫崖=新華社記者/斉芷玥)

 【新華社西寧8月9日】中国の青蔵高原ツァイダム盆地北西部に位置する青海省海西モンゴル族チベット族自治州茫崖(ぼうがい)市冷湖鎮は、かつて石油資源で栄え、その枯渇により衰退した産業遺跡の町だった。恵まれた地理条件により理想的な星の観測地となり、ここ数年は特色あるSF文化観光が発展し、新たな活力が生まれている。

 冷湖天文観測基地は現在までに12の科学研究機関を誘致し、望遠鏡45台を設置。冷湖鎮では天文資源とゴビ(乾燥地帯)の奇観を生かし、STEM(科学、技術、工学、数学)教育機構の「冷湖実験室」や黒独山など一連のランドマークを打ち出したほか、「冷湖科幻(SF)文学賞」を創設し授賞式典を数年連続で開催、SF創作の新たな拠点となっている。

 7月29日、冷湖鎮にある民宿で部屋を整理、準備するスタッフ。(茫崖=新華社記者/張竜)

 7月29日、「冷湖実験室」で創作に取り組むSF作家の楊平(よう・へい)さん。(茫崖=新華社記者/張竜)

 7月29日、冷湖鎮の「冷湖実験室」。(ドローンから、茫崖=新華社記者/斉芷玥)

 7月29日、冷湖鎮の「冷湖実験室」のスマート農場で栽培した野菜を調査する天文サマーキャンプの参加者。(茫崖=新華社記者/斉芷玥)

 7月28日、冷湖鎮の星空。(茫崖=新華社記者/斉芷玥)

 7月30日、中国科学技術大学(安徽省合肥市)と中国科学院紫金山天文台が共同で建設したワイドフィールドサーベイ望遠鏡(WFST)「墨子」。(ドローンから、茫崖=新華社記者/張竜)

 7月30日、冷湖天文観測基地に広がる星空。(スタック合成写真、茫崖=新華社記者/斉芷玥)

 7月28日、冷湖鎮の「冷湖実験室」。(茫崖=新華社記者/張竜)

 7月29日、中国科学院国家天文台が実施する太陽磁場測定用の中赤外線観測システム(AIMS)プロジェクトに取り組む研究者。(茫崖=新華社記者/張竜)

 7月29日、冷湖鎮賽什騰山に中国科学技術大学(安徽省合肥市)と中国科学院紫金山天文台が共同で建設したワイドフィールドサーベイ望遠鏡(WFST)「墨子」。(ドローンから、茫崖=新華社記者/張竜)

 7月30日、冷湖鎮にある黒独山の景色。(ドローンから、茫崖=新華社記者/張竜)

 7月29日、冷湖鎮賽什騰山の一角。(ドローンから、茫崖=新華社記者/張竜)

 7月30日、冷湖鎮の黒独山を散策する観光客。(茫崖=新華社記者/張竜)

 7月29日、冷湖鎮の「冷湖実験室」で、天文夏季研修に参加した子どもたちに小型ロケットの組み立てを説明する教師。(茫崖=新華社記者/斉芷玥)

 7月29日、中国科学院国家天文台が実施する太陽磁場測定用の中赤外線観測システム(AIMS)プロジェクト。(茫崖=新華社記者/張竜)

 7月29日、「冷湖実験室」の夏季研修に参加し、天文知識を学ぶ子どもたち。(茫崖=新華社記者/張竜)

 7月30日、冷湖天文観測基地に広がる星空。(茫崖=新華社記者/斉芷玥)

 7月29日、「冷湖実験室」で夏季研修に参加した子どもたちと交流するSF作家の楊平(よう・へい)さん(左)。(茫崖=新華社記者/張竜)

 7月30日、冷湖鎮にある黒独山の景色。(ドローンから、茫崖=新華社記者/斉芷玥)

 7月29日、冷湖鎮の石油産業遺跡。(ドローンから、茫崖=新華社記者/斉芷玥)

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