【新華社北京8月7日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、8月6日のニュースをお届けします。
1.バリ島で高速船転覆 中国人2人死亡
インドネシアの在デンパサール中国総領事館は5日、バリ島付近の海域で同日起きた高速船の転覆事故で、中国人2人が死亡したと明らかにしました。
2.カンボジア・タイ関係改善に建設的役割果たす 中国外交部
中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は5日、カンボジアとタイの国境問題を話し合う総合国境委員会(GBC)が4日に始まり、7日の特別会議には中国も出席すると報じられたことについて「中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)の和平促進の努力を引き続き支持し、自らの方法でカンボジアとタイの関係改善に建設的な役割を果たす」と表明しました。
3.中国・広東省肇慶市で豪雨災害 救援活動進む
中国広東省肇慶市は4日、豪雨に見舞われ、端州区などの市街地で多くの道路が冠水したほか、一部の地域で土石流や土砂崩れが発生しました。現地では緊急対応や消防などの部門が救援活動を行っています。
4.中国製EVバス、ブエノスアイレスで路線運行
南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで5月に開通した初の電気自動車(EV)バス専用路線で、江蘇省揚州市のバスメーカー・揚州亜星客車製のEVバス12台が活躍しています。
車両は今年1~2月、2回に分けて約2万キロの陸海複合輸送ルートを経てブエノスアイレスに到着。5月からまず運賃無料で運行を開始し、将来的には地下鉄のチケットシステムとの連携を計画しています。
5.北京の出入境管理機関、夏季混雑緩和へ対応強化
中国北京市の出入境検査を統括する北京出入境辺防検査総站は、夏季のインバウンド(訪中外国人)ピークに対応するため、さまざまな措置を打ち出しています。多言語対応チームの活用を継続するほか、最長240時間のトランジットビザ免除専用エリアを開設し、ビザ発給と審査の一括処理を進めるなど、外国人旅行者の利便性向上と待ち時間短縮を図っています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。