【新華社ウルムチ8月7日】中国新疆ウイグル自治区ではこのところ猛暑が続いており、自治区北部のジュンガル盆地に位置するカラマイリ山有蹄(ゆうてい)類野生動物自然保護区では、40度に達する厳しい暑さの中で過ごす野生動物の様子がカメラに捉えられた。保護区内の白房子水源地では、モウコノロバ、モウコノウマ、コウジョウセンガゼルが砂ぼこりを巻き上げながら集まり、互いに干渉することなく清涼な水場を共有する驚くべき光景が広がっている。
保護区では、野生動物の安全な飲み水を確保するため、人工水源地の補水量を増やしており、より調和の取れた生息環境を提供している。(記者/関俏俏、丁磊)