北京の出入境管理機関、夏季混雑緩和へ対応強化

３日、北京出入境辺防検査総站の管轄口岸（通関地）で、入境した旅客を案内する多言語対応チームの警官。（北京＝新華社配信／祖国宝）

　【新華社北京８月６日】中国北京市の出入境検査を統括する北京出入境辺防検査総站は、夏季のインバウンド（訪中外国人）ピークに対応するため、さまざまな措置を打ち出している。多言語対応チームの活用を継続するほか、最長２４０時間のトランジットビザ免除専用エリアを開設し、ビザ発給と審査の一括処理を進めるなど、外国人旅行者の利便性向上と待ち時間短縮を図っている。

　統計によると、年初から７月３０日までに北京の出入境機関を通過した旅客は延べ１２００万人を超え、うち外国人は３２８万５千人で前年同期比３７・７％増となった。

３日、北京首都国際空港で入境登録カードに記入する入境旅客。（北京＝新華社記者／李欣）

３日、北京首都国際空港で入境審査を待つ旅客。（北京＝新華社配信／祖国宝）