中国国防部の公式サイトのスクリーンショット。(北京=新華社配信)
【新華社北京8月4日】中国人民解放軍南部戦区の田軍里(でん・ぐんり)報道官(空軍大校=上級大佐)は4日、同戦区が3、4両日に南中国海で定例パトロールを実施したと発表し、次のように表明した。
フィリピンは域外国を引き込んで南中国海の情勢をかく乱し、いわゆる「合同パトロール」を実施して地域の平和と安定を破壊している。戦区の部隊は引き続き高度な警戒態勢を保ち、国の領有権と海洋権益を断固として守っていく。南中国海の情勢をかく乱し、加熱させるいかなる軍事行動も完全に掌握している。