中欧班列「中央ルート」の運行本数、累計2万本超す

中欧班列「中央ルート」の運行本数、累計2万本超す

新華社 | 2025-08-04 16:50:15

内モンゴル自治区エレン駅の機械作業区でコンテナを検査する作業員。(資料写真、エレンホト=新華社記者/劉磊)

 【新華社フフホト8月4日】中国内モンゴル自治区のエレンホト(二連浩特)口岸(通関地)で3日、55TEU(20フィートコンテナ換算)の貨物を満載した「中欧班列」(中国と欧州を結ぶ国際貨物定期列車)が同口岸を出発した。これにより、中欧班列の「中央ルート」は2013年の運行開始以来の累計運行本数が2万本以上となった。中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路フフホト局集団が同日明らかにした。

 エレンホト口岸は「中欧班列」中央ルートの唯一の出入境口岸である。ここ数年、中国の国際経済貿易協力の持続的な深化に伴い、同口岸を経由する「中欧班列」の路線数や運行本数、列車の運行頻度などが高めの伸びを示し、輸送貨物は当初の金属や化学工業品、服装・靴類・帽子から、新エネルギー車(NEV)や電子製品、家電製品など付加価値の高い製品に拡大した。「中央ルート」の累計運行本数は22年に1万本の大台を超え、1万本から2万本まではわずか3年で達成した。

 同口岸を経由する「中欧班列」の路線は73本になり、ドイツ、ポーランド、ロシア、ベラルーシなど十数カ国の70以上の都市・拠点に通じ、国内24省(自治区・直轄市)の60都市以上にサービスを提供している。

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