1日、ロシア・ウラジオストクの軍港で整列する中国とロシアの将兵。(ウラジオストク=新華社記者/李揚揚)
【新華社ウラジオストク8月2日】中国とロシアの合同軍事演習「海上連合2025」が1日、ロシア・ウラジオストクの軍港で始まった。5日までウラジオストク付近の海空域で実施される。
演習は「戦略ルートの安全確保と西太平洋における安全保障上の脅威への共同対応」がテーマ。中ロ新時代の全面的戦略協力パートナーシップをさらに深め、国際社会・地域の平和と安定を共同で維持する能力を高める。潜水艦救助、合同対潜戦、防空・ミサイル防衛、対海作戦などの訓練を行う。
7月31日、ロシア・ウラジオストクの軍港に到着した「海上連合2025」に参加する中国のミサイル駆逐艦「紹興」。(ウラジオストク=新華社配信/段振軍)
中国側はミサイル駆逐艦「紹興」と「ウルムチ」、補給艦「千島湖」、救難艦「西湖」、固定翼航空機、艦載ヘリコプター、海軍陸戦隊で構成。ロシア側は大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、救難艦「ベロウソフ」、フリゲート艦、固定翼航空機、艦載ヘリ、海軍歩兵が参加している。
中ロ「海上連合」シリーズ演習は2012年から既に10回行われた。今回の演習後、両国は太平洋の関係海域で海上合同パトロールを実施する。
7月31日、ロシア・ウラジオストクの軍港で撮影した「海上連合2025」に参加する中ロの艦艇。(ウラジオストク=新華社記者/李揚揚)
1日、ロシア・ウラジオストクの軍港で整列する中国とロシアの将兵。(ウラジオストク=新華社記者/李揚揚)