三峡ダム建設で移転した張飛廟に活気 中国重慶市

三峡ダム建設で移転した張飛廟に活気 中国重慶市

新華社 | 2025-08-01 19:48:15

7月24日、張飛廟を見学する観光客。(重慶=新華社記者/劉潺)

 【新華社重慶8月1日】中国の三峡ダム建設に伴って重慶市雲陽新城の対岸に移転した張飛廟は、ダムの運用が始まってからも綿密な保護措置が続けられ、文化財保全の模範となっている。

 張飛廟は蜀漢時代(三国時代)に創建された建築群で、岳飛(がく・ひ)直筆の「出師表(すいしのひょう)」など国家1級文物が良好な状態で保存されている。結義楼や望雲軒など主要建築物は明清時代の姿に修復された。2003年には三峡プロジェクトの建設に合わせて建築部材10万点余りを32キロ離れた場所に移して再建し、大型移転の先例となった。

 長い歴史を持ち、三国文化の真髄を伝える張飛廟はここ数年、広報活動の強化と三峡観光の着実な回復により、年間20万人以上の観光客を集めている。

7月24日、張飛廟の建築物。(重慶=新華社記者/劉潺)

7月24日、空から見た張飛廟。(ドローンから、重慶=新華社記者/劉潺)

7月24日、空から見た張飛廟。(ドローンから、重慶=新華社記者/劉潺)

7月24日、空から見た張飛廟。(ドローンから、重慶=新華社記者/劉潺)

7月24日、張飛廟の建築物。(重慶=新華社記者/劉潺)

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