中国・義烏市、外資系経営主体が1万社突破

中国・義烏市、外資系経営主体が1万社突破

新華社 | 2025-08-01 11:55:15

7月31日、義烏市阿瓦商務信息諮詢の営業許可証を手にするアリ・カムラン氏。(義烏=新華社配信/毛藍天)

 【新華社杭州8月1日】中国浙江省の義烏市国際貿易サービスセンターで7月31日、パキスタン人のアリ・カムラン氏は自身のビジネス情報コンサルティング会社、義烏市阿瓦商務信息諮詢の営業許可証を取得した。これは同市で外資系経営主体(企業や事業者)に発行された1万件目の営業許可証となる。

 統計によると、同市の外資系経営主体1万社の投資元は世界160以上の国・地域に及び、投資元トップ5はイエメン、中国香港地区、イラク、インド、エジプトとなっている。

7月31日、営業許可証の申請手続きをするアリ・カムラン氏。(義烏=新華社配信/毛藍天)■

 これらの同市への投資は14業界にわたり、特に飲食業やビジネスサービス業などの伸びが顕著で、同市の外資系飲食業経営主体は過去3年で50%以上増加した。現在、同市を訪れてトルコやロシアなど45カ国・地域のグルメを楽しむことが新たなトレンドになっている。同市の今年上半期のグローバル飲食店の来客数は前年同期比20%以上増の320万人余りで、売上高は同21・7%増の3億6500万元(1元=約21円)となっており、5千人以上の雇用を創出した。(記者/鄭可意、張璇、李平)

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