30日、中国パビリオンで、100万人目の来場者となった浅川さん家族に中国パビリオン山東ウイークの展示内容を説明するスタッフ。(大阪=新華社記者/李子越)
【新華社大阪7月31日】大阪・関西万博の中国パビリオンは30日、100万人目の来場者を迎え、記念のセレモニーを開いた。
100万人目の来場者となったのは大阪から訪れた浅川輝和さん一家。家族がパビリオンに入ると、エントランスホールの大型スクリーンに「中国パビリオン、世界からの100万人目の来場者を歓迎」の文字が映し出された。入り口で出迎えた職員が、記念品としてパンダのぬいぐるみを贈呈した。
30日、中国パビリオンで、100万人目の来場者である浅川さん家族に山東ウィークの展示内容を説明するスタッフ。(大阪=新華社記者/李子越)
浅川さん家族は100万人目の来場者になれて光栄と話し、パビリオンの外観の美しさや充実した展示内容を称賛。「中国の歴史と文化の奥深さを実感した」と語った。
中国パビリオンの章書靖(しょう・しょせい)館長は、中国パビリオンは万博開幕後、常に最も人気のあるパビリオンの一つだと強調。「100万人の来場者は、世界中の万博来場者が中国パビリオンに愛着を持ち、高く評価していることの表れだ」と述べた。
30日、中国パビリオンで、100万人目の来場者となった浅川さん家族にパンダのぬいぐるみを贈呈するスタッフ。(大阪=新華社記者/李子越)
章館長は、万博の会期は後半戦に入り、中国パビリオンはさらに10以上の省・自治区・直轄市による一連のイベントを相次ぎ開催すると紹介。「引き続き充実した展示や見所満載のイベント、没入型の体験、そして心のこもったサービスで、より多くの来場者をひきつける」と話した。
中国パビリオンは万博の会期と同様、4月13日に開館、10月13日に閉館する。(記者/李子越、楊智翔)