新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（７／３０）

   【新華社北京７月３１日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、７月３０日のニュースをお届けします。

   １．「習近平　国政運営を語る」第５巻の中国語・英語版出版

   中国共産党中央宣伝部（国務院新聞弁公室）が中央党史・文献研究院、中国外文出版発行事業局（中国外文局）と共同で編集した「習近平　国政運営を語る」第５巻の中国語・英語版がこのほど、外文出版社から出版されました。国内外で発行されます。

   ２．南中国海の緊張をあおるのをやめよ　比大統領訪米で中国外交部

   中国外交部の郭嘉昆（かく・かこん）報道官は２９日の記者会見で、フィリピンのマルコス大統領が米国を訪問した際、双方は軍事面で協力すると発表し、米比相互防衛条約が南中国海に適用されることを再確認したことについて、中国はフィリピンに対し、他国と共謀して海洋関連問題で緊張をあおり、逆に開き直るのをやめるよう忠告すると述べました。

   ３．中国共産党第２０期４中全会、１０月に開催　中央政治局が決定

   中国共産党中央政治局は３０日、会議を開き、今年１０月に北京で中国共産党第２０期中央委員会第４回全体会議（４中全会）を開催することを決定しました。会議では、中央政治局が中央委員会に活動報告を行うほか、国民経済・社会発展第１５次５カ年規画（２０２６～３０年）の策定に向けた提案を検討することが主な議題となります。

   ４．中国の旅券保有者、ビザなし渡航国・地域９０以上に　国家移民管理局

   中国国家移民管理局公民出入境管理司の熊樹人（ゆう・じゅじん）司長は３０日、国務院新聞（報道）弁公室が開いた「第１４次５カ年規画（２０２１～２５年）の質の高い達成」に関する記者会見で、中国のパスポートを保有している人は、ビザ（査証）免除あるいはアライバルビザ（到着ビザ）の措置を通じて、世界９０余りの国（地域）に渡航することができると明らかにしました。

   ５．中国は７５カ国に一方的・相互ビザ免除　国家移民管理局

   中国の王志忠（おう・しちゅう）公安部副部長・国家移民管理局局長は３０日、国務院新聞（報道）弁公室が開いた「第１４次５カ年規画（２０２１～２５年）の質の高い達成」に関する記者会見で、現在、中国は７５カ国に対し、ビザ（査証）の一方的免除や相互免除の措置を実施しているとし、トランジットビザ免除の対象国は５５カ国に広がり、適用される入境検査場は６０カ所に増え、滞在時間も２４０時間（１０日間）に伸びたと説明しました。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。