中米経済貿易会談、スウェーデンで開催

中米経済貿易会談、スウェーデンで開催

新華社 | 2025-07-30 09:22:15

29日、中米経済貿易会談の会場。(ストックホルム=新華社記者/戴天放)

 【新華社ストックホルム7月30日】中米両国間の経済・貿易問題で中国側の首席代表を務める何立峰(か・りつほう)国務院副総理は28、29両日、スウェーデンのストックホルムで米国側首席代表のベセント財務長官、グリア通商代表と中米経済貿易会談を行った。双方は中米経済貿易関係、マクロ経済政策など双方が共に関心を寄せる経済貿易に関する議題について率直で深く、非常に建設的な意見交換を行い、中米のジュネーブでの経済貿易会談の共通認識とロンドンで合意した枠組みの実施状況を振り返り、評価した。会談の共通認識によると、双方はすでに実施されている米側相互関税24%部分の一時停止と中国側対抗措置の90日間延期について引き続き推進する。

 何氏は次のように表明した。中米双方の経済貿易チームは6月5日の両国首脳による電話会談で得られた重要共通認識を指針とし、相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンの原則を堅持し、それぞれの関心事項を尊重し、共通認識を一段と強固にし、相互信頼を深めなければならない。中国の中米経済貿易関係に対する立場は一貫しており、中米経済貿易関係の本質は互恵ウィンウィンで、双方は経済貿易分野で幅広く利益を共にし、協力の幅広い余地があり、中米は協力すれば双方に利があり、争えば共に傷つく。安定、健全、持続可能な中米経済貿易関係はそれぞれの発展目標の実現に役立つだけでなく、世界経済の発展と安定の促進にも役立つ。次のステップとして、双方は引き続き両国首脳の電話会談での重要共通認識に従い、中米経済貿易協議メカニズムの役割を十分生かし、共通認識を絶えず増進し、誤解を減らし、協力を強め、対話と協議を一段と深め、絶えずより多くのウィンウィンの結果を目指さなければならない。

 米側は次のように表明した。安定した米中経済貿易関係は両国ひいては世界の経済に重要な意義があり、中国と共に引き続き米中経済貿易協議メカニズムを通じ、経済貿易分野の意見の相違を協議によって解決し、より多くの協議の成果を勝ち取り、米中経済貿易関係を一段と安定させたい。

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