29日、中米経済貿易会談の会場。(ストックホルム=新華社記者/戴天放)
【新華社ストックホルム7月30日】中米両国の代表団による新たな経済貿易会談が28、29両日、スウェーデンのストックホルムで行われた。中国商務部の李成鋼(り・せいこう)国際貿易交渉代表兼副部長は29日夜、ストックホルムで会談について説明を行い、双方はすでに実施されている米側相互関税24%部分の一時停止と中国側対抗措置の延期を継続することで合意したとし、次のように述べた。
双方は1日半の間に、両国首脳の6月5日の電話会談での重要共通認識を実行し、中米経済貿易協議メカニズムの役割を十分生かし、共に関心を寄せる経済貿易に関する重要議題について率直で深く、非常に建設的な意見交換を行った。
双方は安定的で健全な中米経済貿易関係を維持する重要性を十分認識している。会談の中で双方は互いのマクロ経済政策について全面的に掘り下げて意見を交換し、中米のジュネーブでの経済貿易会談の共通認識とロンドンで合意した枠組みの実施状況を振り返り、評価した。
中米双方の経済貿易チームは緊密な意思疎通を維持し、経済貿易に関する議題について迅速に意見を交換し、引き続き経済貿易関係の安定的で健全な発展を図る。
李氏はまた、会談のために便宜と支援を提供してくれたホスト国のスウェーデンに感謝の意を表明した。