「漫画の里」で漫画芸術シーズン開催 上海市楓涇鎮

「漫画の里」で漫画芸術シーズン開催 上海市楓涇鎮

新華社 | 2025-07-28 14:04:30

 23日、2025年第5回丁聡国際漫画イラスト展で展示された作品の一部。(上海=新華社配信)

 【新華社上海7月28日】中国の漫画界を代表する丁悚(てい・しょう)、丁聡(てい・そう)父子の故郷である上海市郊外の金山区楓涇(ふうけい)鎮でこのほど、2025年第5回丁聡国際漫画イラスト展が開幕した。楓涇鎮は「漫画の里」として、業界をまたいだ漫画芸術シーズンを開催している。

 イラスト展は「漫画・無形文化遺産」をテーマに全国から作品を募集。創作者が無形文化遺産からインスピレーションを得て、新たな表現や多様なスタイルに挑戦し、伝統芸術や民話に新たな魅力を加えることを後押ししている。

 「丁聡芸術基金」に選ばれた優秀作品。(上海=新華社配信)

 2025年第1回楓涇大漫画芸術シーズンは7月に始まり、古い壁の曲がり角や川辺の石段などにさまざまなグラフィティアート作品が彩りを添えている。

 関係者によると、イベントは「漫画の里」としてのブランド価値を高め、若者向けの芸術表現を通じて、漫画文化を媒体に、長い歴史のある楓涇鎮を静的展示から動的体験へと転換する狙いがある。(記者/李栄)

 楓涇鎮の壁に作品を描く漫画家。(上海=新華社配信)

 漫画家の制作風景を見学する楓涇鎮の住民。(上海=新華社配信)

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