科学普及テーマの「天文小鎮」が人気 中国貴州省平塘県

科学普及テーマの「天文小鎮」が人気 中国貴州省平塘県

新華社 | 2025-07-26 17:44:31

 空から見た貴州省平塘県の克度「天文小鎮」の一角。(ドローンから、7月9日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 【新華社貴陽7月26日】中国貴州省黔南(けんなん)プイ族ミャオ族自治州平塘県にある500メートル球面電波望遠鏡(通称「中国天眼」)から8キロ離れた同県克度鎮はかつて、貧しく閉ざされた山村だった。2015年9月、「中国天眼」の独特の優位性を生かし、科学普及をテーマにした特色ある町「天文小鎮」の建設に着手した。

 空から見た貴州省平塘県の克度「天文小鎮」の一角。(ドローンから、7月10日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 観光施設が整備されるにつれ天文小鎮の人気も高まり、村民の自宅近くでの就業や起業、収入増をけん引した。今年1~6月、中国天眼風景区は観光客延べ38万人を受け入れ、総収入は2496万元(1元=約21円)を超えた。

 県内には2億年前に形成された陥没穴「天坑」もあり、天文小鎮は科学普及と文化観光を組み合わせたモデルで、発展の新たなページをつづっている。(記者/楊文斌)

 貴州省平塘県の克度「天文小鎮」のレストランで、食事をする観光客。(7月9日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 貴州省平塘県の克度「天文小鎮」にある美食街で食事をする観光客。(7月9日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 平塘県の国際天文体験館を見学する来場者。(7月10日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 平塘県の国際天文体験館で来場者に天文に関する知識を紹介する解説員。(7月10日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 平塘県の国際天文体験館を見学する来場者。(7月10日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 貴州省平塘県の克度「天文小鎮」にある民宿のベランダで、望遠鏡を使って天体観測する観光客。(7月9日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 貴州省平塘県の克度「天文小鎮」の南仁東記念館で、「中国天眼」のドキュメンタリー映画を見る来場者。(7月10日撮影、平塘=新華社配信/邱少煜)

 貴州省平塘県の克度「天文小鎮」にある民宿で、宇宙飛行士の飾りを壁に掛ける経営者の劉成亮(りゅう・せいりょう)さん。(7月9日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 平塘県の国際天文体験館を見学する来場者。(7月10日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 貴州省平塘県の克度「天文小鎮」で、民宿のベランダに置かれた月の模型を背景に記念撮影する観光客。(7月9日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 貴州省平塘県の克度「天文小鎮」にある民宿で、客室を整える責任者の楊育梅(よう・いくばい)さん。(7月9日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

 貴州省平塘県の克度「天文小鎮」。(パノラマ写真、ドローンから、7月9日撮影、平塘=新華社記者/楊文斌)

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