22日、飛行試験基地でデモ飛行をするeVTOL「V2000CG凱瑞鴎」。(上海=新華社記者/方喆)
【新華社上海7月24日】中国の電動垂直離着陸機(eVTOL)メーカー、上海峰飛航空科技(オートフライト)は22日、国内で初めて「適航三証」(型式証明TC・生産証明PC・耐空証明AC)を取得した1トン級以上のeVTOL「V2000CG凱瑞鴎」を、eVTOL総合運営サービスを手がける広州合利創興智能科技に納入した。1トン以上のeVTOLにおける技術と適航認証の進展を示し、大型機の低空域での商業運用に向けて確かな一歩を踏み出し、低空経済の実用化を後押しするものとなった。
「V2000CG凱瑞鴎」は同社が独自開発した機体で、最大離陸重量2トン、最大積載400キログラムで、最高速度は時速200キロメートル、航続距離は200キロメートルとなっている。主に低空物流や緊急輸送、災害救助などでの利用を想定している。
22日、eVTOL「V2000CG凱瑞鴎」のそばで意見交換をする見学者。(上海=新華社記者/方喆)
22日、納入式会場で展示されたeVTOL「V2000CG凱瑞鴎」。(上海=新華社記者/方喆)
22日、上空から見た駐機場のeVTOL「V2000CG凱瑞鴎」。(ドローンから、上海=新華社記者/方喆)
22日、納入式会場で展示されたeVTOL「V2000CG凱瑞鴎」の「適航三証」。(上海=新華社記者/方喆)
22日、飛行試験基地でデモ飛行をするeVTOL「V2000CG凱瑞鴎」。(上海=新華社記者/方喆)
22日、上空から見た駐機場のeVTOL「V2000CG凱瑞鴎」。(ドローンから、上海=新華社記者/方喆)
22日、eVTOL「V2000CG凱瑞鴎」の納入式会場。(上海=新華社記者/方喆)