【新華社北京7月24日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、7月23日のニュースをお届けします。
1.中国は世界が認める最も安全な国の一つ 中国公安部
中国公安部の亓延軍(き・えんぐん)副部長(日常業務担当)は23日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた「第14次5カ年規画(2021~25年)の質の高い達成」に関する記者会見で、中国は世界で殺人事件発生率と刑法犯発生率が最も低く、銃撃・爆破事件が最も少ない国の一つで、世界が認める最も安全な国の一つだと説明しました。
2.インドと人的往来の円滑化を促進 中国人への観光ビザ再開で中国外交部
中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は23日の記者会見で、インドが5年ぶりに中国国民に対する観光ビザ(査証)の発給を再開することについて、中国はインドとの交流や協議を保ち、両国の人的往来の円滑化レベルを絶えず向上させていくと表明しました。
3.訪中外国人数、24年は3253万9千人 80・7%増
中国公安部の亓延軍(き・えんぐん)副部長(日常業務担当)は23日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた「第14次5カ年規画(2021~25年)の質の高い達成」に関する記者会見で、中国は移民管理分野の制度的開放を持続的に深化させ、トランジット(通過)ビザ免除政策の適用国は55カ国に拡大したと述べました。2024年の訪中外国人は前年比80・7%増の3253万9千人で、うちビザ免除での入境は2・2倍の2011万5千人に上ったとしました。
4.中国とロシア、ベーリング海・北西太平洋で合同海洋科学調査
中国ロシア合同海洋科学調査の始動式が22日、ロシア極東のウラジオストクで行われました。両国の研究者が23日にロシアの調査船「アカデミーク・ラブレンチェフ」で出発し、ベーリング海と北西太平洋で科学調査を行います。
5.中国海南島の「封関」、12月開始 自由貿易港の本格始動へ
中国国家発展改革委員会の王昌林(おう・しょうりん)副主任は23日、国務院新聞(報道)弁公室の記者会見で、海南島全域を独立した税関管理区域とする「封関」の開始時期が、党中央の承認を経て2025年12月18日に決定したと明らかにしました。自由貿易港としての整備が進む海南島では「関税ゼロ」の取り組みが加速しており、「封関」は制度の本格運用を示す重要な節目となります。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。