19日、青島国際友好都市交流月間のイベントの一つ「青島国際友誼の森始動式」の様子。(青島=新華社配信)
【新華社青島7月23日】中国山東省青島市で19日、青島国際友好都市交流月間の開幕式が行われた。日本から山口県下関市の島崎敏幸副市長が出席し、青島と友好交流することで、相互学習を促進し、互いの経験を共有し、より魅力的で美しい観光地を共に目指すことができると述べた。
青島市は中国初の沿海開放都市の一つで、1979年には初めての友好都市関係を下関市との間で結んだ。両市はここ数年、経済・文化分野での交流を継続的に深化させており、民間の友好交流を促進し、芸術展示・公演、教育交流、経済・貿易往来などを通じて独自の特色ある協力モデルを築いてきた。
友好都市締結45周年を迎えた2024年には、企業・政府(自治体)の訪問団派遣、文化交流、青少年交流、スポーツ交流など、さまざまな活動が実施された。
19日、青島国際友好都市交流月間のイベントの一つ「世界市長対話」の様子。(青島=新華社配信)
今年は、さらに幅広い人的・文化交流が行われている。7月には招待された下関の大学生たちが青島で、2025中日韓(友好都市)青少年交流月間の関連イベントに参加。8月には両市が合同チームを編成し、中国人民対外友好協会が主催する中日友好都市中学生親善卓球大会(日中友好交流都市中学生卓球交歓大会)に出場する。10月には下関の青少年が再び青島を訪問、11月には両市が共に第24回「山東省-山口県経済貿易商談会」に参加する予定となっている。(記者/李傲秋、張武岳、叢佳鑫)