【新華社北京7月15日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、7月14日のニュースをお届けします。
1.日本側偵察が安全保障にリスクもたらす 中国国防部
中国国防部の蔣斌(しょう・ひん)報道官は13日、日本の防衛省が中国軍機による航空自衛隊機への「異常接近」の状況を発表したとの報道を受け、日本の偵察機が複数回、中国の東中国海防空識別圏に進入して接近偵察を行ったため、中国軍機は法に基づき自衛隊機に対し、確認・識別、追跡監視を実施したと表明しました。対応は完全に正当かつ合理的で、専門的、規範的だったと強調し、日本の艦船と航空機による接近偵察や妨害行為は中日間の海空安全保障上のリスクの根源であると指摘するとともに、中国と共に歩み寄り、両国関係の安定的発展につながる雰囲気を醸成するよう日本側に求めました。
2.中米青少年合唱ウイーク参加者が学校訪問 福建省福州市
中国福建省福州市で11日、中国と米国の青少年が音楽を通じて友情を深める国際活動「鼓嶺縁」中米青少年合唱ウイークの米国側参加者がグループに分かれて市内の学校を訪れ、生徒らと交流しました。今回の合唱ウイークは「平和を歌おう」をテーマとし、両国から約30団体の千人余りが参加しています。
3.大阪万博中国パビリオンで浙江ウイーク
大阪・関西万博の中国パビリオンで12日、浙江ウイークが始まりました。開幕式には中日両国の政府・企業関係者約200人が出席しました。
4.中国民間企業の貿易額、21四半期連続で前年同期上回る
中国税関総署が14日発表した今年上半期(1~6月)の貿易統計によると、中国民間企業の貿易額は前年同期比7・3%増の12兆4800億元(1元=約20円)に上りました。輸出入ともに増加を記録し、中国の貿易総額に占める割合は57・3%で、前年同期から2・3ポイント上昇しました。
5.中国の鉄道固定資産投資、1~6月は5・5%増
中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団は13日、2025年上半期(1~6月)の鉄道固定資産投資が実行ベースで前年同期比5・5%増の3559億元(1元=約20円)、新たに開通した鉄道路線の距離は301キロ、現代的な鉄道インフラ体系の構築が進んでいると発表しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。