第8回輸入博、企業展の契約面積30万平方メートル超す

第8回輸入博、企業展の契約面積30万平方メートル超す

新華社 | 2025-07-10 13:35:30

8日、第8回中国国際輸入博覧会の消費財・サービス貿易エリアの事前マッチング商談会と上海誘致プロモーションイベントで、中国のバイヤーと商談する外国の出展者(手前左)。(上海=新華社記者/葉宣駅)

 【新華社上海7月10日】中国上海市で8日、第8回中国国際輸入博覧会の消費財・サービス貿易エリアの事前マッチング商談会と上海誘致プロモーションイベントが開かれた。会場では、企業商業展の契約面積が既に30万平方メートルを超えたと発表された。

 輸入博を運営する中国国際輸入博覧局の戈宏(か・こう)副局長は、今年の輸入博は11月5~10日を予定し、各出展者の準備やバイヤーの登録が順調に進んでいると紹介。関連イベントの申請受付も始まり、的確な誘致やマッチングの強化も進んでいるとし、会期中は観覧や商談、契約などのサービスを一層向上させ、出展者と来場者により良い参加体験を提供していく考えを示した。

 事前マッチング商談会では多くの企業が意欲を示した。オーストリアの水処理技術メーカーBWTの中国法人、倍世(中国)貿易の徐梅珍(じょ・ばいちん)副総経理は、過去5回の輸入博で20以上の新製品を発表し、うち五つはアジア初公開で中国でも好評を得たと紹介。今回は世界初のコーヒーマスター用水質最適化システムを出展する予定だと話した。

 第1回から出展を続けているポルトガルの家庭用化学製品メーカーMootaaの周俊(しゅう・しゅん)大中華圏(グレーター・チャイナ)総裁は、毎年の出展で中国市場の成長エネルギーを感じたとし、長江デルタ地域(上海・江蘇・浙江・安徽1市3省)での中国最初の工場設立に向け、立地選定を始めていると明らかにした。(記者/周蕊、葉宣駅)

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