中国の研究者が作成した月の裏側の画像。(北京=新華社配信)
【新華社北京7月10日】中国科学院は9日、記者会見を開き、月探査機「嫦娥6号」が持ち帰った月面試料に関する一連の研究成果を発表した。4件の重要成果は英科学誌ネイチャーに表紙論文として掲載された。
今回の成果は、月の裏側のマグマ活動、月の古代の磁場、マントルの水分含有量、マントルの進化特性を明らかにし、月の裏側の進化過程に初めて光を当てた。「月の二分性」(表裏の地質的差異)という難題の解明にも重要な証拠を提供し、太陽系天体の進化メカニズムに対する人類の認識を刷新した。
9日、中国科学院の記者会見で、中国科学院国家天文台の研究と最新成果を紹介する李春来(り・しゅんらい)研究員。(北京=新華社記者/金立旺)
9日、中国科学院による記者会見。(北京=新華社記者/金立旺)
9日、中国科学院の記者会見で、中国科学院地質・地球物理研究所の研究について説明する呉福元(ご・ふくげん)院士(アカデミー会員)。(北京=新華社記者/金立旺)
9日、中国科学院の記者会見で、中国科学院広州地球化学研究所の研究について説明する崔沢賢(さい・たくけん)エンジニア。(北京=新華社記者/金立旺)
9日、中国科学院の記者会見で見解を述べる欧陽自遠(おうよう・じえん)院士(右から2人目)。(北京=新華社記者/金立旺)
9日、中国科学院による記者会見。(北京=新華社記者/金立旺)
9日、中国科学院の記者会見で、南京大学の研究参加状況を紹介する恵鶴九(けい・かくきゅう)教授。(北京=新華社記者/金立旺)
9日、中国科学院の記者会見で見解を述べる欧陽自遠(おうよう・じえん)院士(アカデミー会員)。(北京=新華社記者/金立旺)