青島港前湾港のコンテナふ頭に接岸する貨物船。(1月13日、ドローンから、青島=新華社配信/兪方平)
【新華社北京7月9日】中国国家発展改革委員会の鄭柵潔(てい・さんけつ)主任は9日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた「第14次5カ年規画(2021~25年)の質の高い達成」に関する第1回記者会見で、中国の24年の海洋経済総量が初めて10兆元(1元=約20円)を超えたと明らかにした。鄭氏によると、海運量とコンテナ取扱量はいずれも世界の約3分の1を占め、船舶と海洋エンジニアリング設備の世界シェアは5割以上となり、世界主要船種18種類のうちの14種類で新規受注量が世界首位となった。海水産物の生産量は数年連続で世界一を維持した。海洋は名実ともに「青い食糧庫」となり、中国は特色ある海洋強国を目指す道を歩んでいる。