北京大興国際水素エネルギーモデル区にある実証水素ステーションで、水素を充填(じゅうてん)するトラック。(2024年8月20日撮影、北京=新華社記者/李欣)
【新華社北京7月9日】中国国家発展改革委員会の鄭柵潔(てい・さんけつ)主任は9日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた「第14次5カ年規画(2021~25年)の質の高い達成」に関する第1回記者会見で、中国は二酸化炭素(CO2)排出量の削減と実質ゼロを目指す「双炭(ダブルカーボン)」の取り組みを揺るぎなく履行し、単位国内総生産(GDP)当たりのエネルギー消費量を4年間で累計11・6%削減したと発表した。11億トンのCO2排出削減に相当し、欧州連合(EU)の24年総排出量の5割に迫ったとし、中国の行動は大国の責任を十分に示したと述べた。