【新華社北京7月7日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席はこのほど、4月に訪中した米メリーランド州モンゴメリー郡の青少年ピックルボール文化交流団からの感謝の手紙にメッセージを寄せ、両国の友好の新たな世代の使者となるよう期待を示した。
習主席はメッセージの中で「皆さんの訪中の成功を祝う。ピックルボールが中米両国の青少年交流の新たな絆になったことをうれしく思う」と述べた。その上で「中米関係の未来は若者に託されている。両国の友好の新たな世代の使者となり、両国民の友情を深めるためにより大きな貢献をしてほしい」と呼びかけた。
訪中団は、習主席が提唱した5年間で5万人の米国青少年を交流と学習のために中国に招く「5年5万」プログラムの一環として4月に訪中し、現地の青少年とピックルボールを通じた交流を行った。参加した教師と生徒は先ごろ、習主席に宛てて感謝の手紙を送り、訪中体験や中国の若者との友情についてつづり、中国の青少年を米国に招きたいとの意向も示していた。