中国に送還された、ミャワディで詐欺に関与した容疑者たち。(2月20日撮影、南京=新華社記者/殷剛)
【新華社北京7月6日】中国公安部は6日、中国、ミャンマー、タイの3カ国がこのほど第2回通信詐欺犯罪共同対策閣僚級会議を開き、警察機関の法執行協力の深化について一連の合意に達したと明らかにした。
会議では、3カ国がミャンマー東部ミャワディなどでの通信詐欺を引き続き共同で取り締まり、詐欺拠点の一掃と、詐欺に関与した疑いのある人物全員を逮捕し、詐欺の温床を断固として根絶することで一致した。
3カ国の関係機関は今年、緊密に連携してミャワディ地域の詐欺拠点で強力な取り締まりを展開。これまでに詐欺に関与した疑いのある中国人5400人余りを逮捕、本国送還など、顕著な成果を上げている。