6月27日、恵州市の広東利元亨智能装備で、フィラー材を用いたレーザー溶接のために各種パラメーターを設定する作業員。(広州=新華社記者/鄧華)
【新華社広州7月4日】中国広東省がハイエンド設備製造業の育成を着実に進めている。広州、深圳、仏山、東莞を中心にスマート設備産業の集積地を形成し、地域間の連携強化や企業のイノベーション力向上、産業チェーンの高度化を後押し。省全体として、同分野の質の高い発展を支える構図が整いつつある。
6月29日、掲陽市の巨輪智能装備に設置された太陽光発電制御盤向けのロボット研磨ユニット。(広州=新華社記者/鄧華)
省内では現在、国際的な影響力や独自のブランド力を備えた業界大手や、政府の支援対象となる「専精特新」企業(専門性・精密性・独自性・革新性を兼ね備えた中小企業)が台頭。特定分野で競争力を持つハイエンド設備の製造拠点が複数整備されている。
2024年、広東省のハイエンド設備製造業集積地の売上高は3905億6500万元(1元=約20円)、利益総額は188億7300万元に上った。付加価値額は前年比6・4%の増加となった。
6月29日、掲陽市の巨輪智能装備に設置されたタイヤ用フレキシブル自動搬送ロボット。(広州=新華社記者/鄧華)
6月27日、恵州市の広東利元亨智能装備で、レーザー機器を操作する作業員。(広州=新華社記者/李安)
6月29日、掲陽市の巨輪智能装備に設置された油圧式タイヤ加硫機。(広州=新華社記者/鄧華)
6月29日、掲陽市の巨輪智能装備で、産業用ロボットが演じる獅子舞。(広州=新華社記者/鄧華)
6月29日、掲陽市の巨輪智能装備に設置されたレーザー切断ロボット。(広州=新華社記者/鄧華)
6月27日、恵州市の広東利元亨智能装備で、レーザー機器を確認する作業員。(広州=新華社記者/李安)