上海の外灘で写真に納まる韓国人観光客。(2024年12月28日撮影、上海=新華社記者/王翔)
【新華社上海7月2日】中国上海市文化・観光局はこのほど、今年に入ってからインバウンド観光の活況が続き、1~5月に境外(外国と中国香港・マカオ・台湾地区)から同市を訪れた観光客数は前年同期比37・7%増の延べ339万6千人、うち外国人は55・1%増の254万3千人だったと明らかにした。
送り出し国のうち、韓国、タイ、日本からの観光客は急速な伸びを維持し、韓国からの観光客は2・4倍の35万6千人、タイからは2・6倍の22万7千人、日本からは60・7%増の24万4千人となった。シンガポールからは32・6%増の10万8千人、マレーシア人からは40・3%増の16万6千人だった。
中長距離にある国からの観光客も持続的に増加した。同局のデータによると、1~5月の米国からの観光客は18万6千人、ロシアからは12万7千人、オーストラリアからは9万4千人、ドイツからは8万9千人で、いずれも高めの伸びを維持した。