中国商務部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京6月30日】中国商務部の報道官は30日、カナダ政府が安全保障上の懸念を理由に、中国の監視カメラ大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)のカナダ国内業務を強制的に停止し、同社製品の政府機関での購入・使用を禁止したことに、強烈な不満と断固たる反対を表明した。
報道官は、カナダの行動は典型的な安全保障行為の濫用であり、中国企業の合法的な権益を損なうだけでなく、両国企業の協力への信頼を損ね、両国間の正常な経済・貿易協力を妨害し、破壊すると指摘。中国は必要な措置を講じて、中国企業の正当かつ合法的な権益を断固として守ると強調した。