雨の鎮遠古城。(5月21日撮影、貴陽=新華社記者/欧東衢)
【新華社貴陽6月30日】中国貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州に位置する鎮遠古城は2200年以上の歴史を有し、国家歴史文化名城に指定されている。江南庭園の美と豪壮な山岳建築が融合し、青竜洞古建築群、鎮遠城壁など120を超える文物保護単位(国宝・重要文化財)が点在。S字状に流れる舞陽河が太極図のような地形をつくり、「東洋のベネチア」とも称される。
鎮遠は歴史的に中原地域(黄河中・下流域)から東南アジアに至る要地で、雲南省と湖南省を結ぶ交通の要衝でもあった。舞陽河は西の雲南省から東の沅江を経て長江に合流する水陸の交通網を形成し、「南方シルクロード」の重要な拠点となった。(記者/欧東衢、羅羽)
夕暮れの鎮遠古城。(5月20日、ドローンから、貴陽=新華社記者/欧東衢)
空から見た鎮遠古城。(5月20日、ドローンから、貴陽=新華社記者/欧東衢)
鎮遠古城の一角。(5月20日撮影、貴陽=新華社記者/欧東衢)
鎮遠古城の夜景。(5月19日、ドローンから、貴陽=新華社記者/欧東衢)
空から見た鎮遠古城。(5月19日、ドローンから、貴陽=新華社記者/欧東衢)
雨の鎮遠古城。(5月21日撮影、貴陽=新華社記者/欧東衢)