27日、中国名作映画鑑賞会の様子。(東京=新華社配信)
【新華社東京6月30日】東京都の日中友好会館で27~29日、中国名作映画鑑賞会が開かれ、開幕式に中日両国の各界関係者や一般来場者ら約100人が参加した。期間中、毎日午前と午後に1作品ずつ上映された。
中国の呉江浩(ご・こうこう)駐日大使はあいさつで、数十年にわたり、映画界を含む各界の人々が中日の交流と協力のために努力、貢献してきたと指摘。両国が映画と文化の交流をさらに強め、両国国民の相互理解と友好を絶えず深めていくことに期待を示した。
27日、開幕式であいさつする中国の呉江浩(ご・こうこう)駐日大使。(東京=新華社配信)
同会館の宮本雄二会長は、総合芸術である映画は一つの国の姿を示すことができると強調。より多くの日本人が映画を通じて中国の人や社会を理解することを期待した。
日本の外務省を代表しあいさつした吉田智久美氏は、映画という芸術が観客の精神性を豊かにし、心をつないで気持ちを伝え、相手国の社会や文化、国民の考え方に対する理解を深めるのに役立つと述べ、今後も日中両国の優れた映画作品を通じて、両国国民の相互理解がさらに深まるよう期待を寄せた。(記者/陳沢安)
27日、開幕式であいさつする中国映画「敦煌の娘」の制作者ら。(東京=新華社配信)