和歌山のパンダ４頭、中国・成都に到着

　２８日、パンダ４頭を載せ、四川省の成都双流国際空港に到着したチャーター機。（成都＝新華社配信）

   【新華社成都６月３０日】和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で飼育されてきたジャイアントパンダ４頭が２８日午後７時ごろ、チャーター機で中国四川省の成都双流国際空港に到着した。４頭は「良浜（らうひん）」「結浜（ゆいひん）」「彩浜（さいひん）」「楓浜（ふうひん）」。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に移送後、隔離検疫を受けている。

   アドベンチャーワールドとの共同研究は中国が対外的に行った最初のパンダ国際保護協力プロジェクトで、１９９４年に始まり、長年にわたり良好な協力関係を築いてきた。飼育管理や繁殖、病気治療、技術交流、広報など多くの分野で顕著な成果を収め、１７頭を育成し、世界のパンダ保護・研究活動に重要な知見を提供している。（記者／余里、胥氷潔）

　２８日、パンダ４頭を載せ、四川省の成都双流国際空港に到着したチャーター機。（成都＝新華社配信）

　２８日、四川省の成都双流国際空港でパンダの「良浜」「彩浜」を移送する職員。（成都＝新華社配信）

　２８日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でパンダを移送する職員。（成都＝新華社配信）

　２８日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でパンダを移送する職員。（成都＝新華社配信）

　２８日夜、パンダ４頭が到着した成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地。（成都＝新華社配信）