中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京6月28日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は27日の記者会見で和歌山県のジャイアントパンダが返還されることについて、中国は世界中の協力パートナーとの交流と協力を強化し、絶滅危惧種の保護に寄与したいと表明した。
郭氏は次のように述べた。パンダは世界の人々から愛されている希少な野生動物で、中国国民の友情を伝える友好の使者である。中国と日本はパンダの国際保護研究で良好な協力関係を築き、飼育管理、科学研究、技術交流、教育などで成果を収め、民間の相互理解と友情の増進にも重要な役割を果たしている。今後も日本を含む世界中の協力パートナーとの交流と協力を強化し、共同で絶滅危惧種の保護に貢献していきたい。