24日、大足石刻風景区でデジタル音響・照明演出を体験する観光客。(重慶=新華社記者/唐奕)
【新華社重慶6月26日】中国重慶市大足区に位置する大足石刻は初唐時代(618~712年)に建造が始まった仏教石窟で、同市で唯一、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されている。地元ではここ数年、大足石刻の保護にデジタル技術を導入し、世界文化遺産に新たな活力をもたらしている。
大足石刻では現在、75件の文化財保護単位(重要文化財)についてデジタル化情報収集が全面的に行われており、デジタルアーカイブの整備がほぼ完了している。また大足石刻風景区は人工知能(AI)やクラウドコンピューティング、ビッグデータなどの技術を駆使して「スマート風景区」を構築、8Kドームシアターや仮想現実(VR)体験などのプログラムで観光客に豊富な体験を提供している。
24日、大足石刻風景区でデジタル映像を鑑賞する観光客。(重慶=新華社記者/唐奕)
24日、大足石刻風景区で8Kドームシアターで映像を鑑賞する観光客。(重慶=新華社記者/唐奕)
24日、文化財の修復と保護を専門とする大足石刻文物医院で、石造文化財を修復しデジタル情報を収集する職員。(重慶=新華社記者/唐奕)
24日、大足石刻風景区を散策する観光客。(重慶=新華社記者/唐奕)
24日、大足石刻風景区を散策する観光客。(重慶=新華社記者/唐奕)
24日、文化財の修復と保護を専門とする大足石刻文物医院で、3Dモデリングでデジタル復元された大足石刻の磨崖仏(岸壁に彫刻された仏像)を紹介する職員。(重慶=新華社記者/唐奕)
24日、文化財の修復と保護を専門とする大足石刻文物医院で、石造文化財を修復しデジタル情報を収集する職員。(重慶=新華社記者/唐奕)
24日、文化財の修復と保護を専門とする大足石刻文物医院で、石造文化財のデジタル情報を収集する職員。(重慶=新華社記者/唐奕)