中国黒竜江省の水稲研究拠点、品種や土壌の改良で米栽培後押し

中国黒竜江省の水稲研究拠点、品種や土壌の改良で米栽培後押し

新華社 | 2025-06-25 14:00:01

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターの外観。(ドローンから、双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 【新華社ハルビン6月25日】中国黒竜江省双鴨山市宝清県に、水稲の栽培技術に関する研究を行う「中国水稲研究所北方水稲研究センター」がある。2018年に設立され、遺伝資源の改良や優良品種の育成、黒土の修復・改良などに取り組んでいる。

 「黒竜江省は全国最大のジャポニカ米産地で、中国で最も高緯度の稲作地域でもある」と同センター主任の曹立勇(そう・りつゆう)氏は語る。宝清県は、同省の穀倉地帯である三江平原の核心地域に位置しており、研究拠点の設置には、東北地域の水稲産業を科学技術で支える狙いがあるという。(記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターで、独自に選抜育種した水稲品系を観察する研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターの試験田で、作土層の土壌サンプルを採取する研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、宝清県の水田で、稲わら肥料化などの寒冷地水稲向け総合技術の適用状況について地元農家と意見を交わす中国水稲研究所北方水稲研究センターの曹立勇主任(右)。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターで、異なる品種の水稲の生育状況を調べる研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターで、異なる化合物に対する水稲の反応のテストを研究員に指導する曹立勇主任(後)。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターの試験田で、水稲の分げつ状況を調査する研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、宝清県の水田で、稲わら肥料化などの寒冷地水稲向け総合技術を使って栽培された水稲と一般の水稲の生育状況の差を調べる、中国水稲研究所北方水稲研究センターの曹立勇主任。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターの試験田で、水稲の生育状況を調べる研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターの試験田で、水稲の根の生育状況を調べる研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターで使用されている土壌有機物分析ロボット。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターで、異なる化合物に対する水稲の反応をテストする研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターの温室で、ハイブリッド米の親系統の生育状況を調べる研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターと試験田。(ドローンから、双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、宝清県の水田で、稲わら肥料化などの寒冷地水稲向け総合技術を使って栽培された水稲(左)と一般の水稲の生育状況の差を調べる中国水稲研究所北方水稲研究センターの研究員。化学肥料の使用量を削減し、土壌の有機物含有量を向上させる同技術を通じ、農家はコスト節約と同時に増産と効率向上を実現できる。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

 18日、中国水稲研究所北方水稲研究センターで、水稲関連遺伝子のクローニング実験を行う研究員。(双鴨山=新華社記者/謝剣飛)

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