記者会見に臨む中国外交部の郭嘉昆報道官。(北京=新華社配信)
【新華社北京6月24日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は24日の記者会見で、トランプ米大統領はイスラエルとイランが停戦に合意したと発表したことを受け、中国は中東情勢の推移に強い関心を寄せているとし「緊張が相次いで激化する事態は望まず、一日も早い停戦の実現を期待している」と述べた。
郭氏はまた「事実が示しているように、軍事的手段では平和をもたらすことはできず、対話と交渉こそ問題解決の正しい道である」と強調。中国は関係当事者に対して政治的解決という正しい軌道に一日も早く戻るよう呼びかけているとし、国際社会と共に中東地域の平和と安定の維持に向けて努力していく考えを示した。