新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（６／２３）

   【新華社北京６月２４日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、６月２３日のニュースをお届けします。

   １．中国外交部、米国のイラン攻撃を強く非難

   中国外交部の報道官は２２日、米国がイランのフォルドゥ、ナタンズ、イスファハンにある三つの核施設を攻撃したことを受け、米国によるイランへの攻撃、特に国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の監視下にある核施設への攻撃を強く非難しました。

   ２．中国・中央アジア協力の未来を展望　新華社シンクタンクが報告書

   新華社の政策研究組織「国家ハイエンドシンクタンク」は２２日、「中国・中央アジア精神の発揚：地域協力の成果と機会、展望」と題した報告書を発表しました。報告書は、新時代における中国と中央アジア諸国との協力の重要成果や機会、課題を体系的に整理し、今後の見通しに対する前向き分析を行いました。

   ３．新華社の傅華社長、中国・中央アジア協力発展フォーラムに出席

   中国・中央アジア協力発展フォーラムおよび第３回シルクロード国際コミュニケーション大会が２２日、カザフスタンの首都アスタナで開かれました。中国と中央アジアからメディアやシンクタンク、文化・経済界の代表ら約２４０人が参加し、シルクロード協力の深化などをテーマに意見交換しました。新華社の傅華（ふ・か）社長も出席しました。

   ４．中国・南アジア博にハイテク製品が集結　雲南省

   中国雲南省昆明市で開催中の第９回中国・南アジア博覧会には、デジタル経済、人工知能（ＡＩ）、グリーン（環境配慮型）エネルギー、低空経済（低高度の有人・無人機を活用した経済活動）などに関するハイテク製品が一堂に展示され、多くの来場者が見学や体験に訪れています。

   ５．敦煌の鳴沙山・月牙泉風景区で「星空コンサート」再開

   中国甘粛省敦煌市にある鳴沙山・月牙泉風景区で２０日夜、恒例の夜間音楽イベント「星空コンサート」が再開しました。毎週月・水・金・土に実施されるほか、中国共産党創立記念日の「七一」（７月１日）や建軍記念日「八一」（８月１日）、七夕（旧暦７月７日）、中秋節、国慶節などの祝日に合わせた特別公演も行われます。

   ６．アモイ翔安国際空港の建設大詰め　中国福建省

   中国福建省アモイ市翔安区の大嶝島南東端に位置するアモイ翔安国際空港の建設が最終段階に入りました。

   中心エリアの面積は２０・２平方キロで、工事は３期に分けて進められ、年内の基本部分完成と２０２６年末の供用開始を予定。年間旅客数は延べ４５００万人、貨物・郵便物取扱量は７５万トン、発着容量は３８万回を見込みます。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。