19日、ブラウントラウトの成長状況を確認する従業員。(シガツェ=新華社記者/丁増尼達)
【新華社ラサ6月23日】中国西藏自治区シガツェ市亜東県で生産されるブラウントラウトが、国家地理的表示(GI)産品「亜東鮭魚」として特産物となり、現地の人々の暮らしを支えている。
同県は2020年、黄海水産研究所と協力協定を締結し、高原地域におけるブラウントラウトの人工繁殖技術の課題を克服。ふ化した稚魚の数は19年の3万8千匹から24年には160万2千匹に増加し、商品魚の年間生産量は20トン以上で安定している。
企業・生産拠点・協同組合が連携するモデルの導入により、ブラウントラウト産業を通じて所得向上を実現した農牧民は857世帯・2321人に上る。
19日、西藏高峰生態科技のブラウントラウト養殖産業パーク。(ドローンから、シガツェ=新華社記者/丁増尼達)
19日、ブラウントラウトの稚魚にエサをやる従業員。(シガツェ=新華社記者/丁増尼達)
19日、ブラウントラウトの成長状況を確認する従業員。(シガツェ=新華社記者/丁増尼達)
19日、ブラウントラウトにエサをやる従業員。(シガツェ=新華社記者/丁増尼達)
19日、ブラウントラウトの加工製品を冷蔵ケースに入れる従業員。(シガツェ=新華社記者/丁増尼達)