地域の歴史と文化が観光をけん引 中国浙江省嘉興市
１９日、銭塘江に隣接する潮楽之城。（ドローンから、嘉興＝新華社記者／徐昱）
【新華社嘉興６月２３日】中国浙江省嘉興市管轄下の海寧市塩官鎮は、銭塘江が満潮時に逆流する現象で知られ、塩官古城の「潮楽之城」が浙江省十大重要プロジェクトにおける文化・観光融合の象徴となっている。年初からの来訪者数は４０万人を超え、３６８４万９１００元（１元＝約２０円）の収益を上げた。
潮楽之城の建設では、古城振興と生活向上を両立する方針を堅持。周辺地域に６００件余りの雇用を生み、地元雇用率は７０％を超えた。
１９日、潮楽之城の店でシュロ編み工芸品を制作する洪桂林（こう・けいりん）さん。古城内には多くの工芸品店があり、職人らに働く場を提供している。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、潮楽之城の裕豊醤園で発酵中の醤油を確認する店員。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、潮楽之城の汪菜包子（中華まん）店で伝統の手作り包子を包むスタッフ。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、客室を整える民宿のスタッフ。古城内の民宿や飲食店は多くの周辺住民を雇用している。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、潮楽之城の城門前にある「潮壁」で人工の潮流を鑑賞する人たち。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、潮楽之城で演芸「評弾」を鑑賞する観光客。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、地元住民が船頭を務める手こぎ舟で潮楽之城の拱辰門に入る観光客。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、潮楽之城にある「音楽の家博物館」を見学する観光客。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、潮楽之城の裕豊醤園で伝統的な豆板醤を容器に入れる店員。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
１９日、潮楽之城で民謡を奏でる演奏家。（嘉興＝新華社記者／徐昱）
