中国天津港、大型コンテナ設備の9割近くを自動化

中国天津港、大型コンテナ設備の9割近くを自動化

新華社 | 2025-06-22 14:51:01

19日、天津港第2コンテナふ頭内を移動するスマート輸送ロボット。(ドローンから、天津=新華社記者/趙子碩)

 【新華社天津6月22日】中国天津港はここ数年、国内港湾のスマート化転換に向けたモデルケースとして、従来型のふ頭で全工程の自動化を進め、スマートで環境に配慮したハブ港への高度化を図っている。

 従来型のふ頭では、一つの作業ラインの各勤務シフトごとに岸壁クレーン運転士1人、ヤードクレーン運転士2人、トレーラー運転手6~7人が必要だったが、自動化ふ頭では1~2人が遠隔監視を行うだけで全作業を完了できる。大幅な省人化に加え、ふ頭全体の作業効率も大きく向上した。

19日、天津港第2コンテナふ頭で、コンテナを吊り上げる自動化ガントリークレーン。(ドローンから、天津=新華社記者/趙子碩)

 天津港では現在、コンテナふ頭とバルク貨物ふ頭のスマート化改修を既に終えている。大型コンテナ設備の自動化率は88%を超え、平均作業効率も15%向上している。(記者/趙子碩)

19日、天津港第2コンテナふ頭内を移動するスマート輸送ロボット。(天津=新華社記者/趙子碩)

19日、天津港第2コンテナふ頭のスマート制御センターで、ふ頭の状況を監視する職員。(天津=新華社記者/趙子碩)

19日、天津港遠航国際鉱石ふ頭のスマート集中制御センターで、ふ頭のスタッカーを遠隔制御する職員。(天津=新華社記者/趙子碩)

19日、天津港第2コンテナふ頭で、貨物を運ぶスマート輸送ロボット。(ドローンから、天津=新華社記者/趙子碩)

19日、天津港第2コンテナふ頭のスマート制御センターで、ふ頭の状況を監視する職員。(天津=新華社記者/趙子碩)

19日、天津港第2コンテナふ頭にある、コンテナを自動で施錠・開錠する「スマートロック解除ステーション」で、コンテナのロックを解除するスマート輸送ロボット。(天津=新華社記者/趙子碩)

19日、天津港遠航国際鉱石ふ頭のスマート集中制御センターで、ふ頭のスタッカーを遠隔制御する職員。(天津=新華社記者/趙子碩)

19日、天津港スマート電力管理制御センターで勤務する職員。(天津=新華社記者/趙子碩)

19日、天津港第2コンテナふ頭内を移動するスマート輸送ロボット。(ドローンから、天津=新華社記者/趙子碩)

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