中国・中央アジア協力の未来を展望 新華社シンクタンクが報告書

中国・中央アジア協力の未来を展望 新華社シンクタンクが報告書

新華社 | 2025-06-22 23:29:15

22日、新華社国家ハイエンドシンクタンクが発表した報告書「中国・中央アジア精神の発揚:地域協力の成果と機会、展望」。(北京=新華社記者/張玉薇)

 【新華社アスタナ6月22日】新華社の政策研究組織「国家ハイエンドシンクタンク」は22日、「中国・中央アジア精神の発揚:地域協力の成果と機会、展望」と題した報告書を発表した。報告書は、新時代における中国と中央アジア諸国との協力の重要成果や機会、課題を体系的に整理し、今後の見通しに対する前向き分析を行った。

 報告書は、中国・中央アジア協力は新時代以降、①経済・貿易往来②インフラ③エネルギー協力④新興分野⑤発展能力の建設⑥文明の相互学習⑦平和と安寧の擁護-の七つの面で豊かな成果を上げたと指摘。中国と中央アジアは運命を共にする良き隣人、良き友人、良きパートナー、良き兄弟となり、中国・中央アジア精神を模索して生み出し、共に世界のために地域協力のモデルと手本を示したと説明した。

22日、新華社国家ハイエンドシンクタンクが発表した報告書「中国・中央アジア精神の発揚:地域協力の成果と機会、展望」。(北京=新華社記者/張玉薇)

 報告書は、中国の質の高い発展やハイレベルな開放、新たな科学技術革命と産業変革は中国・中央アジア協力に大きなチャンスをもたらす一方、双方の協力は一国主義や保護主義、地政学的リスク、非従来型安全保障などのリスクや課題にも直面していると指摘した。

 報告書は、中国・中央アジア協力は人類運命共同体構築の理念と三大グローバルイニシアチブを指針とし、見守りと助け合い、共同発展、普遍的安全保障、世代友好を堅持し、地域の運命共同体を強固に築き、地域の繁栄に向けた新たな1章を切り開き、安危を共にする新たな防壁を築き、民心の通じ合う新たな楽章を奏でることに力を尽くすよう呼びかけた。

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