【新華社アスタナ6月18日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は、カザフスタンの首都アスタナで開かれた第2回中国・中央アジアサミットへの出席に合わせ、中央アジア5カ国の首脳と会談、会見し、2国間関係の発展と中国・中央アジア協力の新たな青写真を描いた。
習主席は16日午後、カザフスタンのトカエフ大統領と会談した。習主席は、中国・カザフ関係は目まぐるしく変化する国際情勢の中でも常に高い水準を維持していると指摘。これは山河が連なる地理的優位性と世代を越えた友好の歴史的継承によるものであり、両国が共に発展を図る上での必然的選択でもあると語った。
17日午前にはキルギスのジャパロフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領、トルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領とそれぞれ会見。「中国とキルギスの協力には大きな可能性がある」「質の高い中国・タジキスタン運命共同体を構築する」「『一帯一路』共同建設構想とトルクメンの『シルクロード復興』の戦略連携を着実に進める」「より内容と活力に富む中国・ウズベキスタン運命共同体を手を携えて築く」と将来への期待を述べた。