【新華社北京6月19日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月18日のニュースをお届けします。
1.中国・西蔵行き観光列車、今年の運行本数と旅客数が過去最高更新
中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団傘下で青海省と西蔵自治区を管轄する中国鉄路青蔵集団はこのほど、2025年は西蔵行き観光列車が大きく伸びているとし、運行本数は6月初めに20本、旅客数は延べ8千人を超え、ともに過去5年で最高を記録したと明らかにしました。同社が2020年から現在までに運行した観光列車は累計で170本余り、旅客数は5万700人を突破しました。うち西蔵行きは61本となっています。
2.馬英九氏一行、福建省寧徳市を訪問
中国国民党の馬英九(ば・えいきゅう)元主席は17日、台湾の若者を率いて福建省寧徳市を訪問しました。
3.シャオミの自動車工場、76秒で1台生産
中国の北京経済技術開発区にあるハイテク大手、小米集団(シャオミ)の自動車工場は、敷地面積が70万平方メートル超とサッカー場100個分の広さを持ち、76秒ごとに1台の新エネルギー車を生産できます。
同社はこの5年間で1千億元(1元=約20円)以上を研究開発に投じ、多くの中核技術で長足の進展を遂げました。今後5年でさらに2千億元を投資し、次世代のグローバル先端技術で新たな頂点を目指すとのことです。
4.中国企業の多機能潜水ロボット、海外市場を開拓
中国広東省深圳市のロボットメーカー、深圳潜行創新科技が製造する水中ロボットは、水深350メートルまで潜水可能で、水中カメラマンや水中救助員、プールの清掃員などの役割を担うことができます。
同社は水中ロボットの水中通信や、水中航行体の全体設計、推進システムなど複数の技術分野で世界一流のレベルに達し、発明特許は300件余り取得しています。9年間で8世代の製品を開発し、欧米や日本など100以上の国と地域に製品を販売、輸出は好調な伸びを示しています。
5.中国・広東ビジネスツアーに日系200社
中国広東省と中国中信集団(CITIC)はこのほど、日系企業との経済連携強化を目的とする「日系企業広東ビジネスツアー」を広州市で開催しました。低空経済、人工知能(AI)、自動車、バイオ医薬品などの分野を中心とした産業別商談会には日本企業200社以上が参加。広東省と日本の1~4月の貿易総額は、前年同期比5・4%増の1447億元(1元=約20円)に上っています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。