【新華社南昌6月18日】中国広東省深圳市のロボットメーカー、深圳潜行創新科技が製造する水中ロボットは、水深350メートルまで潜水可能で、水中カメラマンや水中救助員、プールの清掃員などの役割を担うことができる。
2016年創業の同社は、水中ロボットの研究開発から生産、販売までを手がける国家級の「専精特新(専門化、精密化、特色化、斬新化)」の特徴を持つ小巨人企業(大きな成長が見込まれるスタートアップ企業)で、製品は水中観察や撮影、緊急救助、科学調査などの分野で幅広く利用されている。
長年にわたる研究開発を経て、同社は水中ロボットの水中通信や、水中航行体の全体設計、推進システムなど複数の技術分野で世界一流のレベルに達し、発明特許は300件余り取得している。9年間で8世代の製品を開発し、欧米や日本など100以上の国と地域に製品を販売、輸出は好調な伸びを示している。(記者/余剛、陳毓珊)