今も「成長」を続ける地級市 中国西蔵自治区那曲市
那曲市街地の風景。（２月１２日、ドローンから、那曲＝新華社記者／晋美多吉）
【新華社ラサ６月１８日】中国西蔵自治区北部に位置する那曲（ナクチュ）市は、怒江上流の支流で市内を流れる那曲河からその名が付いた。地級市（省クラスの下の行政単位）としては国内で最も標高の高い場所に位置し、多くの大河がここから流れ出している。
青蔵高原は今から数千万年前、ユーラシアプレートとインドプレートの衝突によって急速に隆起した。現在、平均標高が４千メートルを超え、毎年高くなり続けている。
那曲の市街地の風景。（２月１１日、ドローンから、那曲＝新華社記者／晋美多吉）
同市はかつて、地級市の中で唯一、樹木による緑化整備が行われていなかったが、長年にわたる人々の努力により、今では市街地の幹線道路や公園、広場、民家の前、育苗試験拠点などで、タカサゴヤナギやトウヒ、サジーなどが根を張り、街に活気をもたらしている。
植樹ボランティアに参加する那曲市市民。（４月２５日撮影、那曲＝新華社記者／晋美多吉）
植樹ボランティアに参加する那曲市の児童。（４月２５日撮影、那曲＝新華社記者／晋美多吉）
手織り・編み物技能コンテストに参加する那曲市市民。（２０２４年６月２０日撮影、那曲＝新華社記者／丁増尼達）
那曲市の羌塘（チャンタン）国家級自然保護区で出産場所へ移動するチルー（チベットカモシカ）。（２０２４年５月８日撮影、那曲＝新華社記者／丁増尼達）
手織り・編み物技能コンテストに参加する那曲市市民。（２０２４年６月２０日撮影、那曲＝新華社記者／丁増尼達）
チベット族の伝統舞踊「鍋荘舞」を踊る那曲市民。（２月１１日撮影、那曲＝新華社記者／晋美多吉）
那曲市双湖県果根擦曲村の朝の風景。（２０２２年７月１２日、ドローンから、那曲＝新華社記者／晋美多吉）
